15時に第1試合、17時に第2試合が行われるスケジュール変更を会場で知ることに。既に10時に集合してしまっていたため、灼熱の中夕方までひたすら待つという(笑)別の戦いにも見舞われたU13グループのレポートしたいと思います!!リュウトのクリアミスで同点ゴールを許してしまったものの、自分で勝ち越しゴールを取り返して追加点にも絡む活躍。後半に相手の足が止まったところで一気に加点する事ができました。選抜のBチームという事で個人技術は高かったものの、チームとしてのまとまりやモチベーションが高いようには見えず、危なげなく勝利を収めてくれました。ブラジル人監督率いるインター校としてはおそらくタイ国内最強クラブ。直近の対戦は約2年前、先輩たちが善戦するも0-1で敗戦した相手。ほぼ無策で臨んでしまった監督の責任もあり、開始3分で2失点。準決勝進出が決まっていたからなのか、応援にお越し頂いた保護者さんに申し訳ない試合となってしまいました。この代は格上相手に先制されるとたちまち崩れてしまう事が課題でしたが、一瞬で戦意を削ぐような開始直後からの圧力に屈してしまいました。首位突破をかけた一戦の戦い方、エネルギーの出力は流石の強豪校でした。<準決勝 タイ選抜A戦: ● 2-4>前日のアスコット戦では観て頂いた方に申し訳ない試合をしてしまった事を反省し、他グループの1位を倒して必ずアスコットにリベンジしようと誓った一戦。これまでに先輩たちもタイトルがかかった試合で結果を出してきた本田監督の伝家の宝刀、5バックを解禁しました。笑(今回は5-3-2)予めサイドに行き止まりを作って中盤3枚には走り負けない選手を置いて相手のセンターハーフ3枚を徹底マーク。相手のサイドバックが攻撃参加せざるを得なくなったところの背後を突いていく作戦でした。後ろが攻撃の圧力を跳ね返す事、中盤が自分のマンマーク+相手サイドバックへのプレッシングまでを受け持つという力技を完遂できるかどうかが鍵となりましたが、前半のコーナーキックからの失点以外、流れの中では中盤のハードワークが機能しうまく守りきってくれました。失点直後に高い位置でのボール奪取からシラチャ校のリョウタのスーパーミドルで同点に。前半の終わり際から相手は徹底したロングボール主体の攻撃に切り替えていたため、後半は更にラインを押し上げる事、そして何よりも気合いで跳ね返し続け、こぼれ球を拾い続ける事を徹底しようと後半へ。相手はハーフタイムでここまで徹底するかというほど何人もの長身選手を投入してきました。相手がデカい、いや、うちが小さいのか、、、いけるか?いくしかないよな、、、おーしお前ら気合いで跳ね返せ!!と送り出すしかありませんでした。笑相手が超攻撃的に両サイドバックを押し上げていた事から、我々のタイ人選手のフランクとコウキのツートップが常に相手センターバックと数的同数に。カウンターから抜け出したフランクがファールをもらい、コウキが直接フリーキックを決めてついに勝ち越しました。2-1となり残りは約12分。前日からU11の選手をU13でも使い続けていたこともあり、若い選手から足が止まり始めました。そして悲劇は残り4分でした。一瞬のマークのズレを見逃さなかった相手ボランチの選手が遠めの位置から左足を振り抜きサイドネットに突き刺さるスーパーロングシュート。その失点の直後、わずかにディフェンスラインが揃わずに抜け出されて逆転。何とか点を取り返しに行った終了間際にも失点し、2-4で準決勝敗退となりました。<まとめ>守備においては日本人が世界に誇るハードワークや連携力を見せる事ができたと思います。とてつもない身長差、傍目には見るからに格上であろう相手に対し、この小さな日本人たちが勝てるかもしれないと観衆に期待させた事も、誇らしく思います。今までの彼らであれば初日に大敗した相手を決勝戦でまた倒すぞ!とはならなかったと思いますが、ここ数ヶ月間で何度も強豪クラブと対戦しその都度大敗しながらも見直しを繰り返した事が、2日目の闘争心とピッチ上の対応力に繋がったのではないかと考えています。今年度最後の大会となりましたが、大会後には強化合宿も行い既に新シーズンに向けた準備を行っております。日本から来てくれた生徒を責任を持って心身共に育て上げ、素晴らしい人材として日本へ送り返すべく、引き続き高い志を持った生徒たちと精進して参りたいと思います。来年度も応援のほど宜しくお願い致します。追伸….生徒諸君。ご飯はしっかり食べなさい。